立会外トレード、その後の株価推移を考察します。
5/10(金)実施 RPAホールディングス(6572)編です。

立会外分売とは
立会外トレードは、立会外分売と似た制度になりますが、申し込み可能な証券会社がSBI証券のみになります。
以下は立会外分売の説明になります。
立会外分売は、IPOより当選確率が高く、利益を狙いやすい投資方法です。
前日の終値よりもディスカウントした価格で購入出来ます。
IPOと同様に抽選方式となります。
当選した場合のみ購入手続きが完了いたします。
購入時の手数料は無料です。
信用銘柄よりも、貸借銘柄のほうが利益が出やすいと言われております。
貸借銘柄は、空売りが可能なので分売までに空売りがたまり、分売日に買い戻しが多くあるので株価が下がりづらくなるといわれております。
立会外分売に申し込み可能な証券会社は、楽天証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、ライブスター証券、野村証券、丸三証券です。
※インターネットから申し込み可能な証券会社のみ。

RPAホールディングス(6572)立会外トレードの実施情報
分売実施日:2019年5月10日(金)
銘柄名:RPAホールディングス
銘柄コード:6572
分売価格 5,538円
割引率 3.01%
前営業日終値 5,710円
前営業日出来高 269,200株
市場:東証1部
信用貸借区分:信用
分売枚数 3,200枚(320,000株)
発行株式数比率 約1.2%
分売発表日:5月8日
分売発表日終値: 5,710円
分売発表日の出来高:237,300株
申込単位:100株
申込上限:上限無し

RPAホールディングス(6572)銘柄情報
業種名 サービス業
特色 事務作業代行ソフト『ビズロボ!』の提供や人材関連の成果報酬型広告サービスなどを展開
【続 伸】 20年2月期は前期買収のネットメディア子会社がフル寄与。事務代行ソフトは導入社数一段増、広告サービスも主力の医療系以外で開拓推進。
積極増員による人件費、のれん償却増こなし営業益続伸。
【開 拓】 事務代行ソフトは大企業中心だが中堅・中小向け商品の提案強化。協業先と業務効率化軸にした事業開発も。広告サービスは金融や通信で広告主の利用拡大。
年間配当 0円
株主優待 無し
決算 2月
年初来高値 6,530(19/05/17)
年初来安値 2,862(19/02/08)

RPAホールディングス(6572)立会外トレード前日予想
5/8日(水)にRPAホールディングス(6572)立会外トレードが発表されました。
分売の実施日は、5月10日(金)になります。
申し込み可能な証券会社は、SBI証券のみ。
申し込み受付時間は2019年5月9日(木)18時~2019年5月10日(金)8時20分までになります。
2019年2月14日(木)に立会外分売を実施して以来の分売となります。
2019年2月14日(木)結果
分売価格 2,953円 分売枚数 1,000枚(100,000株)
始値2,977円(09:00:00) プラス2,400円
高値3,115円(13:48:25) プラス16,200円
安値2,975円(09:00:11) プラス2,200円
終値3,050円(15:00:00) プラス9,700円
出来高 223,700株
分売発表日の出来高は237,300株。
直近10業日の平均出来高は、562,500株程と流動性は非常に高い。
分売発表日の終値は5,710円。
年初来高値は2019年4月25日の5,840円。
年初来安値は2019年2月8日の2,862円。
分売の枚数は3,200枚(320,000株)、発行株式数比率約1.2%程。
分売価格は5,538円。割引率は3.01%。
前営業日の出来高は269,200株。
業績好調の成長株で流動性は非常に高く、分売枚数も発行株式数比率約1.2%程と小粒な案件。
分売前日は日経が200円下げる地合いの悪い中、立会外トレードが発表された影響を感じさせない値動きで分売発表日の終値と同値で引けております。
割引率は3.01%としっかり設定され、出来高も269,200株と流動性は依然として高く、分売枚数3,200枚(320,000株)も問題無く捌ける水準。
値嵩株で値動きが大きいため、ローリスクの案件ではありませんが、ある程度のリターンが狙える分売だと判断し参加します

RPAホールディングス(6572)立会外トレード実施結果
実施日5月10日(金)
分売価格:5,538円
始値 5,560(09:03:00) プラス2,200円
高値 5,750(10:38:27) プラス21,200円
安値 5,460(13:36:32) マイナス7,800円
終値 5,630円(15:00:00) プラス9,200円
出来高 251,500株

RPAホールディングス(6572)立会外トレードその後の株価推移
2019/05/13(月)
初値5,700円 高値5,840円 安値5,620円 終値5,720円
出来高184,800株
2019/05/14(火)
初値5,750円 高値5,960円 安値5,660円 終値5,840円
出来高456,500株
2019/05/15(水)
初値5,960円 高値6,180円 安値5,810円 終値6,180円
出来高501,000株
2019/05/16(木)
初値6,230円 高値6,320円 安値6,060円 終値6,230円
出来高324,600株
2019/05/17(金)
初値6,300円 高値6,530円 安値6,200円 終値6,330円
出来高346,900株

まとめ
分売実施日は、高値プラス21,200円、安値マイナス7,800円と値動きの大きな分売となりました。
分売後、5営業日の平均出来高は、362,800株程。
5/17(金)の終値は6,330円で引けており、分売実施日の終値5,630円より700円株価が上昇して引けております。
持ち越した場合は大きな利益が得られた結果となりました。
株主分割(1→2)の発表も株価の上昇と出来高の増加を後押ししており、5月20日(月)以降の株価推移にも注目です。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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